
2月14日(金)、佐助カフェギャラリーにて対話による美術鑑賞ワークショップを開催しました。
参加者は7名。1月25日(土)より同ギャラリーで始まった「かま展」で展示中のものから3作品を選び対話をしました。

1作品目は丸鶏などの商品が並んでいる市場の賑わいを描いた作品。具体的な風景の中に参加者それぞれが「不思議さ」を感じ、細部の描写に引き込まれていきました。
2作品目は満月が輝く空と斜面に建つあかりのついた家を描いた作品。色彩、明暗、画面のテクスチャー、景色を捉えている目線など多様な視点で鑑賞すると同時に、受け取ったイメージから物語が広がりました。
3作品目は印象派を思わせる点描タッチの抽象画。描かれているものが参加者によってさまざまに見立てられ、その違いの面白さを共有しました。

いずれの作品も、最初の発言までしばらく間がありましたが、対話が進むにつれ参加者おのおのの言葉が相互に作用して、作品の奥へ奥へと入り込んでゆく時間になりました。ご参加、ありがとうございました。
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